金田一温泉(岩手)
金田一温泉というのがあるのをご存知ですか?
私は、文人が愛した温泉を読んで初めて知りました。
この温泉、作家吉村達也氏が『金田一温泉殺人事件』のあとがきで、「金田一温泉(岩手県)の存在は気になっていた(中略)。なんといってもキンダイチである・・・」とあとがきで書いているそうです。
金田一といえば、あの有名な横溝正史さんの探偵小説の主人公・金田一耕介が思い出されます。そのことで吉村氏は熱っぽく語っているそうです。
横溝さん自身はこの温泉を舞台とする小説は書かれていないそうですが、この探偵と温泉には浅からぬ因縁があるそうです。
国学者でアイヌ叙事詩「ユーカラ」の研究でも知られている金田一京助氏の先祖が、この土地を領する武士だったそうです。
そして、横溝正史さんの家の近くに金田一京助氏のお弟子さんが住んでいたことで、横溝さんはこの名前を考えたのだそうですよ。
金田一京助氏の息子さん、春彦さんは「耕介君のおかげで、キンダイチという難解な苗字が全国に広がった」と喜んでいたとか・・・。
そんな訳で、名探偵と名湯は不思議な縁で結ばれているのです。
ちなみに、金田一温泉は芥川賞作家・三浦哲郎さんの作品の舞台にもなっているそうですよ。
☆参照・・文人が愛した温泉 全国編(P.60より)
■旅情報
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湯野浜温泉と藤沢周平(文人が愛した温泉 全国編・参照)
「箕浦は小さな港を持つ漁師村だが、それよりも村はずれにある十軒ほどの湯宿で知られている村である。」(藤沢周平『蝉しぐれ』より)
ここに引用した文章の箕浦とは、山形県鶴岡市の湯野浜温泉のことである。
湯野浜温泉は日本海に面し、出羽富士と称される鳥海山の美麗さと夕日、波音と松風の絶え間ない海辺の温泉として人気がある。平安中期に、海辺で亀が温浴しているのを発見したことかに始まるといわれ、「亀の湯」とも呼ばれた。
時代小説『蝉しぐれ』。主人公文四郎と隣家の娘ふくとの物語。
幼馴染である二人の苦難の恋。
『蝉しぐれ』という題された意図が、小説の最後に分かる。
〜湯野浜温泉 宿泊施設〜
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▼藤沢周平さんについて▲
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藤沢周平作品ゆかりの地案内板
図書館で、「文人が愛した温泉 全国編」という本を見つけました。せっかくですから、この本を利用して、掲載されている温泉をご紹介していきたいと思います。
阿寒湖温泉と渡辺淳一(文人が愛した温泉参照)
「死に顔の最も美しい死に方はなんであろうか」という印象的な一節で始まる小説、『阿寒に果つ』。
渡辺淳一さんの自伝的青春小説だそうです。
高校の同級生とのはかない恋の舞台となった、阿寒。
その初恋の相手が、阿寒で自殺。
彼女との出会いから、彼女の死への道行きを「雄阿寒ホテルに二泊したあと、純子は雪が晴れるのを待って、スケッチに行くと言って、阿寒と北見を結ぶ釧北峠の方向へ歩いて行った」と記した。
舞台となった雄阿寒ホテルはすでになく、その跡地には今でも源泉が湧き出しているそうです。
阿寒湖観光協会
〜阿寒のお宿〜
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あかん遊久の里 鶴雅【らくだ倶楽部】
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